――――…… 『アミちゃん、大きくなったら 僕とけっこんしてくれる?』 『わたしもキリとけっこんしたい!』 二人の可愛い会話に微笑む亜美の母。 『ね、おかあさん、いいでしょ?』 『そうね。あなたたちならお似合いよ』 『えへへ』 嬉しそうに笑う、亜美と紀理。 『じゃあ、やくそくしよう!』 『うん、やくそくね』 二人の小さな小指が、仲良く絡まる。 『『ゆびきりげんまん♪―――…』』 ……―――――