「そういえば友莉はこのプリントもらった?」 何となく聞いてみた。 友莉と話すのは久々で何だか心地良い感じがする。 そうして、返ってきた答えは とても爽やかだった。 「もらってないよ。」 とサラッと笑顔で言う友莉。 そんな友莉がとても羨ましくなってくる。 「やっぱり?じゃあ、苦手な 教科はあったりする?」 「苦手なの? うーん…ちょっとたまに わからないやつとかあるけど 苦手なのは無いかなー」 これもやっぱ爽やかで羨ましい。