そして唇と肩を離し 少し見つめ合い視線も離した。 それから直ぐ理穂の兄が 迎えに来た。 「じゃあ、また明日ね。」 「うん。バイバイ。」 別れの挨拶をして別れた。 結構かっこいい感じの車が 去っていくのを見送り 家に入ろうと扉に手をかけた その時。 誰かに呼ばれた。