ぷりぷり怒りながら理穂は オレンジジュースを 飲み干し、ぷはっと 口を離すとベンチの横にあった 空き缶入れにアルミ缶を放り込んだ。 それからお弁当箱を持って 「じゃ、私急ぐから先行くね。」 と言い残し、中庭を去って行った。 その後、俺は自分も次が 移動教室だった事を思いだし 弁当箱を持って 走って教室へ向かった。