俺は、やっぱり彼女って良いな……とか思いながら 晴れ渡った青空を見上げ そして中庭に設置された時計をみる。 「ヤバい。理穂、昼休みあと10分しかない。」 理穂はそれまで美味しそうに 飲んでいた手を止め 俺を見て時計を見た。 「ホントだー! 私次移動教室だから 早く飲みおわさなきゃ。 もうっ海里のせいだよ。」 「えっ俺?!」