私はそれに対しても


『海里が来るまでは
一人だったから大丈夫!』


と笑顔で答えた。


でも、今日が海里と
通学路を歩くのが最後。

そう思ったから
一秒でも長くいたくて

いつもより遠回りな道を
たくさん海里とたくさん話をしながら
その隣で歩いた。