「も…もう少しだね、観覧車。」 俺はこの妙に熱いような空気から 自分の気を引き締めるために話しかけた。 「うん。」 そうゆう返事が返ってきた。 そして観覧車は回る。 それぞれの思いを乗せて。 そして海里はきづかない。 理穂の不適な笑みに……