「……うん。 友莉はそれでいいよ。 今すぐ無理に答えを出さなくていいよ。 俺はお前からの返事があるまでずっと待つよ。」 龍もそれに優しく答えてくれた。 「うん。」 私はそう、短く答え もう少しか…… と思いながら外に目を 見やる。 龍も自分の席に戻り 同じように外の景色を見つめた。