「よいしょっ」



少し痛みの
引いた腰を上げて


その建物の門らしい所に
文字があったので
近づいて見てみた




そこには


国立 魔法専門学校と

書かれていた




「魔法?」




「そうです
ここは魔法を
勉強する所ですよ


転校生の
アリス・サバリさん」




「・・誰?」



いきなり
あたしの
目の前に現れた
茶髪の男