優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】

「それじゃ、お願いしようかな」


「おう。お願いして」


「フフッ…ユウマくん見た目と違う」


「そう?女の子には優しくが俺の座右の目だからね」





あたしはユウマくんと楽しく話しながら帰った。


ほんと、見た目と違って優しくて面白い。



どっかのイケメンの癖に性格がわるいやつとは大違い。






「ユウマくん、ありがとう。あたしの家ここなの」


「あ、近いんだね?」





近くはないと思うよ。
話しながらだったけど歩いて30分はかかったし。