優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】

シュウくんはお茶を入れてくれた。




「ありがとう」




1ヵ月付き合ってたけど家に来た事はなかったな。


あのころはまだセックスを避けてたから、家に誘われてたけど断っていた。





「シュウくん、彼女とはうまくいってるの?」


「彼女?ああ…別れた」


「えっ?そうなんだ。どうして?」


「飽きた」





飽きたって…もしかしてシュウくんも大雅よりの人間?