女王様はメイド様?!②


翔の言葉で携帯を部屋に忘れて出たことに気づく。



「おっちょこちょいなんだね」



フフっと微笑んでいるけれど、



あたしには笑っているように見えない。




怖い、怖いよ。




なんでそんなに黒いのー!?




いつもにまして翔は黒かった。




なににたいしてそんな態度をとってるのかサッパリだ。



「は~あいじゃあしゃぶしゃぶ頂きましょうか」



「はい」


「ハァー…」



気づかれないように小さなため息を落として席に着いた。




「どう?お口に合うかしら?」




「はい、とても。」




ニコニコしながらしゃぶしゃぶを頬張っている。



だけどそのニコニコは黒くなくて自然とした無邪気な笑顔だった。



なーんだ。




あんたもそんな風に笑うんだ。