「綾ちゃんが組合の責任者に告白された」


「何!?それ」


「告白って言っていいのか分かんないよ
ただ、車降りようとしたら、腕つかまれてさ好きですって…」


「告白でしょ。」


小枝子が言った。


雄一郎も怒り口調で

「もう…そんな組合辞めろよ。」


小枝子が

「雄一郎は綾がとられるの心配なんでしょ」


「当たり前じゃん。なぁ、綾そろそろ返事くれないかな」


一瞬にして静まり返った。


小枝子が気を使ってくれ


「別に…なにも今その話しなくてもいいじゃん(笑)後で2人でゆっくりやってよ(笑)」


小枝子が泊まるからということにして、男子を返した


小枝子は合コンの打ち合わせをしたかったから


男子が邪魔だった


「ねぇ?山本さん…どお思う?」


「えぇ…?山本さん?って…どんな人だっけ…」


「ほら!こないださ会社にカバン取りに来た人」


「はいはい!あの人ね。綾の目がハートになったあれね…」


「えーハートになってた?」


「綾のタイプだもんね」


「タイプというか…」


『びびっ』


て、来た。