毎日忙しくしてる佳祐…

力になりたいと思ったんだ。

もうすぐクリスマスだし、みんなにプレゼントしたくて…

自宅の側のよくあるファーストフード店でバイト始めたんだ
バイト先の仲間ともすぐ仲良くなったし、毎日バイトに明け暮れてた。

いつも通り店に出て居ると、佳祐が現れた。

店長が、すぐに察してくれたらしく

「休憩 取っていいぞ」

「あ… すみません」

付けていたエプロンを外して、外に出た

「どうした? なんか久しぶりだね。なんか照れちゃうね」

空を見上げた

青空だった

冬の匂いがした

最後に会った日から1、2週間なのに新鮮だった。

「綾さぁ 俺の事どう思ってるの?」

「?」

私の知っている佳祐はどこにもいない…
ただ、悲しい顔をして

ただ、私を見つめてる佳祐が居た

かなり

気まずい雰囲気

「俺さ、綾に謝んなきゃいけないだ…」

「え? 何?」

なんか胸が痛くなって来た。