そして、私には好きな人がいる。


中学からずっと…。




初めての中学校で緊張していた私に声をかけてくれた人。


『おはよ』


優しくて優しくて…


だけど、みんなに人気があって私なんて、


相手にもしてもらえなかった。



磨那が友達になって、いろいろ、相談しあっていた。







確か、その人もいつもミルクティーを飲んでいて、


『ミルクティー好きなの?』


ある女が聞いた。


『おぉ。俺ミルクティーには思い出があってなぁ。』


そう答えていたから。



私もミルクティーが大好きだったから、一緒な気がして嬉しかった。