井坂くんは私の腕を掴み、強引にキスをした



「ちょっ……いさ…井坂く……っ」



しなしなと座りこんでしまった私は、井坂くんを見上げた



言葉が出なくて黙っている私をみつめ、井坂くんは「明日……俺ずっとここで待ってるから…お前が来るまでずっと待ってるから」




そう言い残して屋上を後にした