マジで ── !? ………驚愕した。 女のTシャツの中で、男の手が妖しく動めいている。 途切れ途切れの女の声と、男の小刻みな息づかい。 おいおい、学校の中なのに何をヤっちゃってるわけ? もう少し、こうしてる? それとも立ち去るべき? ……あっ オサを呼んでこよ! なーんて悪だくみを思いついた直後、俺はある物を目にした。 教卓の上に置かれている物、それは……ウサギの耳だった。 そして、女の上で揺れている男の耳には、ゴールドのピアスが揺れていた。