30秒くらいであろうか。なにやらりんこちゃんに耳打ちされたトマ飛びトマトがこの部屋の天井から部屋の外へと抜け出す


カビ丸:そうはさせるかっ!!

りんこちゃん:りんご手裏剣っ!!


後を追おうとするカビ丸めがけて、りんこちゃんがりんご手裏剣を放つ。それも1枚ではない。5、6枚である。しかし、カビ丸もカビ忍者軍団の頭領。なんなく防いだ。が、おかげでトマトを見失ってしまった


カビ丸:ちっ・・・逃がしたか・・・りんこめっ!!一体なにを命令したっ!!?

りんこちゃん:そんなの教えるわけないじゃな〜いっ。ひょっとして、カビ丸さんってバカじゃないですか〜っ!?

ベートーカビン:何を命じたかわからん以上さっさとケリをつけるしかないばい。ククっ・・・久々に腕がなるわ。大剣カビバサラっ!!

カビ丸:ベートーカビン様・・・それはっ!!


説明しようっ!!この大剣カビバサラは、ベートーカビンの愛用の武器である。半月の形をしたその刀は、刀身約50〜60cm。幅最大25cm。柄約30cm。攻撃はもちろん、場合によってはこの大剣カビバサラに身を隠すことで防御にも使えるのだっ!!


カレーライス王子:あの武器、見た目だけでもかなり強そうだぞ・・・オレはカビほら貝の相手してるから、ナイト。お前相手してやれ。

ナイト:僕だってカビフルートの相手してるんですよっ!!

カレーライス王子:所詮はオカマだろ!?

ナイト:オカマでも中堅幹部なんですからっ!!

いよいよ、大幹部のうちの一人まで動き出したカビダラーケ帝国。ただでさえ、強敵である中堅幹部を相手にする上、場所はカビダラーケ帝国側のパワーを何倍にも高める所なのだ。どうする!?カレーライス王子っ!!そして、りんこがトマ飛びトマトに授けた策とはっ!?