そして、とうとう残るはカビトライアングルのみとなった

カレーライス王子:こいつジメジメほど、簡単にはいかんぞ
ナイト:はい。心してかかる必要がありますね。
りんこちゃん:うん。くらえっ!!忍法っ!!跳び八方っ!!

説明しよう!!跳び八方とは、前後左右、そして、斜め前、斜め後ろと8方向どこでも、並外れた高さのジャンプをすることができるのだ!!

カレーライス王子:おおっ!!さすがは忍。かなり遠くに飛んだぞ・・・ココからどういう手にでるんだ!?
りんこちゃん:・・・んじゃ、あたし、用思い出したから

だああぁぁぁ(王子、ナイト、カビトライアングルがズッコケる)
りんこちゃんが逃げる、逃げる、逃げる(ガガーン!!)

ナイト:あなたも参加してくださいっ!!
カレーライス王子:戻ってこんか〜いっ!!
カビトライアングル:なんでオはこんなヤツらと戦わなければならんのだ・・・
ナイト:王子っ!!敵に隙を作って下さい
カビトライアングル:そうはさせるかっ!!トライアングル地震っ!!

その瞬間、地面が揺れだした。王子もナイトも剣を振りかざすどころじゃない。

カビトライアングル:うわ〜はっはっはっ!!そのまま、岩の下敷きにでもなれっ!!・・・うぐっ
ナイト:ん!?なんか隙ができましたっ!!でやあああぁぁぁっ!!
カレーライス王子:この機を逃してなるものかっ!!うおりゃぁぁぁぁぁ

カビトライアングルに向かって、剣を振りかざしながら駆ける王子とナイト・・・そして、次の瞬間、両者の剣はカビトライアングルを貫いていたっ!!

カビトライアングル:おのれっ!!後ろから攻撃するとは卑怯な・・・ぐあああぁぁぁぁぁぁ
ナイト:コ、コレは!?

カビトライアングルがカビとなって消えた後に手裏剣が残っていた・・・そう。りんこちゃんおりんご手裏剣である。
サッ!!木の上から降りてくる者があった・・・

りんこちゃん:王子っ!!大丈夫ですか〜っ!?
カレーライス王子:やっぱりお前だったのか!!
りんこちゃん:だってぇぇ、忍の基本は予想外の所からの攻撃だもん
ナイト:助かりました。ありがとうございます

かくして、カレーライス王子たちはカビダラーケ帝国の野望を阻止したのだった。