しょうがない・・・


「日向・・・。背中のジッパー開けてくれない?
そうしないとドレス脱げないの・・・。
それに、頑張ってみたんだけど・・・手が届かなくて…」

日向は吃驚した顔をしてる・・・

「やっぱ・・・迷惑だよね・・・。ゴメン
・・・他のみんなにやってもらうよ」

あたしが部屋を出ようとした瞬間「俺がやる」と言ってきた

「え・・・?いいの?」
「・・・ああ」

日向はあたしに近づいてきた・・・。
なんか・・・ドキドキする。

日向はあたしの背中のジッパーに手をかけた瞬間。

あたしは大切な事を思い出した・・・

あたし。ジッパー下げたら・・・
何も来てない・・・・

でも。遅かった・・・。
日向はゆっくりと開けていく・・・

ひぇぇぇぇぇぇ・・・

日向はあたしの胸元まで下げた時。
「・・・莢。何もつけてないのか?」

「・・・・うん。」

日向は後ろで大きなため息をついた・・・
だけど、ちゃんと下げてくれた