その時・・・
――――――――バンっ
みんなが勢いよく入ってきた
「莢!!!大丈夫?!」
「莢~!!泣いちゃうから吃驚したんやで?!!」
「良かった~・・・心配したやんっ!!!」
「心臓に悪いな・・・」
みんな・・・
心配してくれたんだ・・・。
あたしは嬉しくて温かい涙を流した・・・
「ちょ!!何で泣くん?」
「泣かんでや~」
「どこか痛いの?」
「大丈夫か?」
あたしは頭を横に振った
そして涙を零しながら微笑んだ
「みんな。ありがとね」
みんなは顔を赤くして、固まった・・・
あたしは勢いに乗ってみんなに抱きついた
みんなはまだ固まってる
だけどあたしは日向に引き剥がされた
なんで・・・?
日向はあたしに向かって「着替えてこい」と言った
あたしはお風呂に入って、ドレスを脱ごうとした…が
1人だとジッパー降ろせない・・・
あたしは頑張って背中に手を伸ばしてみたが…無理。
日向に手伝ってもらおうかな?
でも・・・
いっぱい迷惑かけちゃってるのに・・・
でも・・・
1人じゃ出来ないし・・・

