嵐雷ねぇ・・・。
きっとこいつら卑怯って言うからにして…
絶対どこかの族と手を組んでるんじゃねぇか?
「何人くらいいるの?」
「だいたい。500人ほどです」
500人・・・。
じゃあ。まだ手を組んでる族は出てきてねぇな。
きっと体力を消耗させた所で、呼ぶ気だろう・・・。
「総長の名前は?」
「楠 仁(くすのき じん)です」
楠...。
聞いたことはねぇから。
たいして強くはねぇな・・・。
日向達は、電話を切ってからあたしに向かって「絶対。来るなよ?」と言って走って行った・・・
“絶対。来るなよ?”ってあたしが出来ると?
あたしは、男を引っ張って走り出した
校庭に着くと、もうやり合ってた・・・。
相手は武器を持ってる・・・
一応。勝ってる・・・
「パソコン持ってる?」
「あ、あ。ハイっ」
あたしは男からパソコンを受け取った
「今からすることは、誰にも内緒にしてね」
あたしはハッキングを開始した・・・
男は唖然としてる・・・。
よしっ。
出た・・・
やっぱり手を組んでる...
“雷鳴”と“無潭”だ・・・・
こいつら合わせたら1000人くらいだ・・・
日向達。大丈夫か?

