「日向は・・・?」
あたしが聞くと女の子に囲まれてた1人が出てきた
「日向なら、ついさっき出て言ったよ。
ねぇ。それより君。俺とあそ・・・」
あたしは、男が言い終わる前に走り出した
日向は何処?
あたしは、みんなにジロジロ見られた...
走っていくと、女に騒がれてる日向らしき人の後ろ姿があった・・・
ううん。
らしきじゃなくて、あの髪。あの背中。あの足の長さ。
シルバーのスーツをちゃんと着こなしてる・・・
「日向っ!!!」
日向はあたしの声に反応して振り返った・・・
あたしは、走って日向に抱きついた
女達から悲鳴が出る・・・
日向は、顔を赤くしている
「莢。その格好・・・」
「これ・・・衣装だけど・・・変?」
あたしが聞くと、日向は頭を横に振った
「予想以上に似合ってる・・・」
あたしは日向の言葉に照れてしまった・・・
あたし達は、みんなを迎えに行った
最初は2-Cの大和と奏。
茶道用の着物を着てて、カッコよかった
あたしの格好を見て、顔を赤くしてから微笑んでくれた
次は2-Dの悠。
熊の着ぐるみを着ててとっても可愛かったのに怒ってた。
あたしを見るなり、顔を赤くしてからあたしの頭を撫でてくれた
最後は2-Eの篤希と猛。
篤希と猛は特殊メイクがされてて怖かった。
顔を赤くしながら、笑ってくれた・・・