悠はあたしをヒョイッと抱き上げた

「ゆ、悠っ!!降ろしてっ!重いでしょ?」

「莢は軽い。だから降ろさな~い♪」

ちょ、ちょっと!!
悠はツカツカと歩いて行く・・・
みんなも後ろから付いてくる。

リムジンに乗り込んだ・・・

「何処行くの?」

「当たり前。学校だよ。
今日、月曜日だろ?」

あ・・・。
そっか・・・

あたしは静かにしてた・・・