・・・・温かい

「・・・気づいた?」

勇樹・・・。
あたし・・・初めて泣いたんだ・・・。
勇樹は優しく微笑んでくれてる。

あたしが微笑むと勇樹は顔を赤くした・・・

その時・・・
「莢?やっと起きた?」
「ほんとだ~!!やっと起きた」
「莢。泣いたんだって?」
「勇樹。ありがとな」
「いえ。俺は何もしてませんよ」
「勇樹。感謝するっ!!!」
「大丈夫ですよ。俺は何もしてませんし」

勇樹・・・。
やっぱり、優しいね。

「勇樹。ありがと」
あたしは微笑んだ・・・
勇樹は笑って、あたしの頭を撫でてくれた

「あ~あぁ~っ!!!
なんかカップルみたいで苛々するっ!!!」
悠と奏と猛が怒ってる・・・

「ち、違いますよ。ね!莢っ!!!」
「うん。違うよ勇樹には可愛い子が似合う」
(莢。可愛いじゃんBYみんな)

あたしは勇樹から放れて、立ち上がった

歩こうとしたら、ヨロケた...
悠が支えてくれたからコケなくて済んだけど

「まだ昨日の酔いが残ってんだな」