あたしは悠達に近づいた。
それを見た男が“何で”と言った顔で見た。
そして、伸びてる奴らを見て怯え出す。
その男を殴って蹴り飛ばした。
それを見た他の奴らも青ざめてる。
悠もあたしを見て吃驚してた。
「…悠を放して」
悠を掴んでる奴らに向かって言った。
そいつらは吃驚した顔をして鼻で笑って「かかれ」と言った。
やけくそにかかってきた奴ら100人ほどを5分弱で片づけた。
そしてまだ悠に殴りかかってた奴らに近づいた。
「……悠を放してくれる?」
あたしは、そいつらを睨んだ。
そいつらは唖然としてる。
「お、お前何者なんだよっ!!!!」
「あたし? あたしは…舞蝶」
みんなは驚いたような顔をした。
「ま、まさかっ!!なんでこんな所にいるんだ」
「…悠を、放してくれない?」

