舞蝶.・。*





「笑えない。笑い方を忘れちゃったから」

みんなはあたしを見て吃驚してた。


あたしは、黙って手紙を読み始めた。
みんなは黙ってあたしを見てた。



―――PM9:00


みんなは自分の寮に帰って行った。

部屋にはあたしと金髪君だけになった。


金髪君は、黙ってテレビを見てる。

その光景を見ながら静かに意識を手放した。




―――――――――


「莢。お前良い体してるじゃん?」


――――男は笑ってあたしの足を舐めてきた。


「ヤメテよっ!!! 触らないでっ!!」

泣き叫ぶ小さい頃のあたし。

男はあたしを舐めまくって、敏感な所に指を入れた。