舞蝶.・。*


銀色のピアスに、お洒落な服。
綺麗に整った顔。

あたしは、日向に抱きついた

やっぱり。
日向の香りスキ。
日向の胸の中すき。
日向の仕草が好き。
日向の温かさが大好き。
日向の全部が愛おしい。

って!!!
コレ。
これ。
これって恋!!!!?

あたしは日向の顔を見た。
日向は不思議そうにあたしを見てくる。

あたしって日向の事が好きだったんだ。
日向・・・。

あたし。
日向の事が好き。
でも・・・。日向は?

あたしの事、どう思ってるの?
ただの寮仲間?
ただの友達?
ただの女?
いや。
もしかしたら、女とも思ってないのかも知れない。

そんなの嫌だよ・・・。

「莢?どした?行くぞ」
日向はあたしの手を引っ張って歩き出す。