―――ヒョイっ

あたしは日向に抱えられて、寮に戻ってきた
日向はあたしをベットに寝かすと、自分も隣に寝た

「これでお望みどうり?」
日向は微笑んでから頭を撫でてくれた

あたしは日向に抱きついた
そして日向の大きな胸に顔を埋めた

「やけに、甘えん坊さんだな」
日向はあたしを抱き返してくれて、あたしの頭を撫でた

「ありがとう」
日向はフッと笑って「どういたしまして」と言った


カッコイイ・・・

あたしはそのまま夢の世界に落ちた―――――――


「……うぅ…」
「莢…」
日向が心配そうに見てる。

「…どうしたの?」
「泣いてる……」
日向は大きな手であたしの涙を拭った
「本当だ・・・気づかないうちに……」
日向は心配そうな顔をしてる。
あたしは微笑んだ「大丈夫。日向がいるから」
日向は照れて様に頭をかいて、微笑んだ

あたしは体を起こした

―――――クラっ

倒れそうになったのを日向が支えてくれた