日向も布団にもぐってくる。
「どした?」
「な、なんでもないです…」
「ウソつけ。顔赤いぞ?」
日向は布団をどかして、立ち上がる。
「莢。口あけて」
また。あの薬・・・。
あたしは頭を横に振る
「しょーがないな・・・
さ、莢・・・う、後ろにお化けが…」
日向は一気に青ざめた顔をして後ろを指差した

「い、いやぁぁぁぁぁっ!!!」
あたしは日向に抱きついた

―――――ポイっ

あたしの口に薬が放り投げられた
日向はニッと笑って水を差し出してきた…

あたしは苦みに耐えられなくなり、日向からコップを受け取って一生懸命、飲んだ。
日向はそんなあたしを見て笑ってる

「ひ、なた・・・」
あたしは日向にコップを返した
一生懸命飲んだため、息が上がってる

日向はそんなあたしをベットに寝かせて、日向はイスに腰掛けた
「……うぅぅっ…」
一緒に寝たいけど、風邪うつっちゃうから…ダメだよね?

あたしは、日向をただ見ていた
「何? 一緒に寝たい?」
日向はあたしを見て口角をあげた。

あたしは布団に潜り込んだ
「図星・・・か」
日向はあたしに近寄ってきて布団を取り上げた