あたしもいつの間にか涙が消えていた。
勇樹はやっぱすごいよ・・・

「さ~や~。お前いい加減放れろや。嬉しいのはよー分かる。やけどな、一応女と男やで?恥ずかしくないん?」

あたしは勇樹を見た。
ちょっと赤くなってる・・・けど
ギュ―――――っ!!!

「ちょ、莢?」
勇樹は慌ててる…

「イヤ?」
あたしが尋ねると顔を真っ赤にして
「い、嫌じゃないけど…」

と言った

あたしは微笑んでから抱きついてる

「莢~。俺にもやって?」
悠が駄々をこねてる。
あたし。
勇樹だから良いんだけど・・・

「まぁ。少しくらいなら・・・」
あたしは悠にギュ―――っ!!て抱きついた。

悠は本当にするとは思ってなかったみたいで慌てて顔を真っ赤にした