「ゆう~っ!!何処にいるの?ゆう~っ!!!」
あたし達は声のする方へ向かった
「ゆうっ!!!」
ママは、あたし達に向かってきた
そして、ゆうを抱きしめた
「何処に行ってたのっ!!!心配したじゃないっ!!」
あたし達が顔を見合わせて帰ろうとした時
「待って下さいっ!!」
「はい?」
「あの。ありがとうございますっ!!それに。アイスまでっ!!!あの。お礼したいんですけど・・・」
「あっ!!構いませんっ!!!!」
あたし達は、否定したけど強引に車に乗せられた
気づいとくべきだったんだ。ゆうが。
この女に一言として「お母さん」と言ってなかった事に…。

