「あたしもっ!!コレ。あげる」
加奈子さんから渡されたのは小さい箱
「加奈子さんっ!ありがとっ!!」
あたしは箱の中分けて見た
プ二プ二してる・・・・
「加奈子さん。コレ何ですか?」
「あら。莢ちゃん分からないの?
コンドームよ!!!」
「コンドーム?」
その時、みんなの顔が一気に険しくなったような気がした
「お、オカン・・・。
莢に何わたしとんねん・・・」
「へ?だ~か~らっ!!コンドームったら!!」
ナンデスカ?
コンドームって・・・?
あたしがそんなの知らないって顔をしてたら
「あのね。この使い方はね・・・「お、おいっ説明せんくてもええわっ!!!
莢っ!!!それをそのまま下に置け!!」」
「う、うん・・・」
あたしはおとなしく下に置いた
「何?その危険物みたいないい方…」
「思いっきり、危険物やないかっ!!!」
あたしが下に置いた箱を篤希が拾ってゴミ箱に入れた
「え―――?捨てちゃったの?
莢ちゃん。ゴメンね?だけど、必要になったら言ってね?
いつでもあげるからっ♪」
「あ、大丈夫ですよ・・・?」
「そんなもの進めんなやっ!!!アホちゃうん?」
何だったんだろ―――?
「莢っ!!俺からもはいっ。プレゼント」
「えっ!!!悠も?大丈夫って言ったのに…」
「そんな事にはいかないよ。莢が生まれてきてくれた日なんだからさっ!!!」
「悠・・・。ありがとっ!!!」
あたしは開けて見た・・・

