幸子さん達はあたしの言葉に驚いた顔をしてから、スグに抱きついてきた

「莢ちゃんがやったの?!凄いっ!!見たかったわ―!!!莢ちゃん美人なのに凄いのね~!!」

キャキャっ言ってる幸子さん達
日向達はそれを見て呆れ顔。

あたしはされるがまま・・・。
1分くらい抱きついてた幸子さん達・・・。

日向達が引き離してくれた。

その時
――――バタン

「さ~やっ!!たんじょーびおめでと~っ!!!」
そう言って入ってきたのは勇樹達。
あたしは勇樹に抱きついた

「ありがと~っ!!!」
勇樹はアタフタしてる

ってか、後ろから物凄いブラックオーラーを感じるんですけど・・・
あたしが恐る恐る振り向くと…

「莢ちゃん?その方誰?」
幸子さん…。口は笑ってても目が笑ってない…
「もしかして。彼氏さん?」
咲さんも笑顔がどす黒い
「そうなの?」
花さんはまったく笑ってない・・・。
「莢ちゃん。何とか言って?」
仁枝さんは切なそうな顔。
「…やっぱり。莢ちゃんは男がいいのね」
半泣き状態の加奈子さん。
「あたし達。やっぱり駄目なのね…」
蘭さんは泣いてる。

何で・・・?

「違いますよ?勇樹は大切な仲間ですっ!!!
ねっ?ゆーきっ!!」
「あ。初めまして。當間勇樹です。
よろしくお願いします」
勇樹が二コッと笑うと、幸子さん達は笑顔になって「良かった~っ!!」っといい、またあたしに抱きついてきた。