銭コ乗せ

途端にババアは目を丸くした。

「なんだい、ちったぁ変わったようじゃないか…」

僕には意味がわからなかった。

「あんた!仕事は!?」

ババアが急に大きい声を出す。

「…話聞いてたのか?僕はもう死ぬんだぞ?今さら仕事もクソも、あるわけないじゃないか。」

何を言い出すんだ急に。

「ふぅーん。」

「でもそれは通らないね。少なくとも、あたしゃあ死に際まで働き尽くした男を、もう何人も知っているよ。」

「それが…なんだってんだ。あんた、何が言いたいんだよ!?」


「オジサーンっ!!」