「さぁ颯人っ!
もう焼けてるよ!
ボーっとしてないで
食べて食べて!」



どんどん焼き上がる肉を

僕は必死に食べた…


食べ続けた…



彼女との焼肉は…まるで…
…戦争だ!!



ようやく終戦を迎える頃には

僕は疲れと満腹感とで

燃え尽きていた…



少し休んだ後



会計を済ませて

店を出た



そして…



このまま帰るのかと

思っていたら…



「さぁ!次行くよ〜!次〜!」


っと彼女が背中を押した!



僕は断る事もできずに

彼女に連行される…



つっ次って何処
行くんだよ!
もう食べれません!

誰か…

助けて…



僕はそう心の中で叫びながらも

彼女の後を追った……