「~なんだよ。どっすかねまじ」 「……知らねぇよ」 「あースッキリした。帰っていいよさいなら」 「…へーい。さよーなら」 結局説教ではなくて、最近飼い始めた猫が懐いてくれないとかいう、なんともくだらない話に付き合わされた。 校舎から出ると、もう真っ暗だった。 何時間話してんだよあのチャラ担任。 学校の時計を見ると、もう7時を廻ってる。