「俺も読みてー!!」 歩夢は目をキラキラさせながらそう言った。 …………こいつもガキみてー。 「俺の後に読む?」 「読む読む!」 アホらし。 「この雑誌にキスのこと書いてあんだよね」 「…ふーん」 俺は特に興味がないから、普通に返事をしてまたお茶を飲んだ。