「いやーね、昨日の…」 「……昨日が、何?」 「何とは何だよ何とは!!」 机をバシバシ叩いて、ついでに俺をもバシバシ叩く歩夢。 「…いてーな…」 「なぁ渡(わたる)!どう思う?こういう奴!」 歩夢は隣に座って、雑誌を読んでいた渡にそう言った。 「……んー、世間で言うツンデレってやつじゃないですかね…」 「はっ!?ふざけんな!」