「行って来まーす!」 今日は仕事がないお母さんにそう言いながらブーツを履く。 「亜美菜どこ行くのー?」 「…えっと…安奈ちゃん家で勉強!」 「行ってらっしゃーい」 「うん!」 あたしは走って隼人の学校へと向かった。