安奈ちゃんがなにを言ってるか、分かっちゃう自分に恥ずかしさを覚えながらも 「………は、隼人はそんなことしないもんっ」 と顔を赤くしてそう言った。 「顔赤くて可愛い~」 「もう!安奈ちゃんかわかわないでよ~!」 「あはは、ごめんね。…あ、亜美菜行かなくていいの?」 そう言われて時計を見ると、もう3時半になりそうだった。