「まあ…」 「じゃああたし教えてあげよっか?」 「てか教えるよ!」とその後に言い付け足した女子に、 「駄目だよ、隼人は柊さんに教えてもらうんだから」 と静かに渡が言った。 「なに?お前亜美菜さんに教えてもらうの?羨ましー」 歩夢がケラケラ笑いながらそう言うのに、ムカッとくる。