あの日、樹花はオレを心配してケータイに電話をかけてきたのだろう。 ケータイの着信履歴に残っていた時間からしても、アスカが話していた時間とピッタリ合う。 こんなに色んなモノに振り回されて、不甲斐ないオレを心配して… あんなに傷つけたのに、それでもまた傷ついて意識してまで無くしている。 早く樹花の顔を見に行きたい オレが行くコトで、樹花を目覚めさせられるような気がする。 オレはそんな根拠のない自信を胸に、オレ自身の退院を目覚めから5日で迎えた。