ピンクのタオル~another story~

俺はソファーに座った。


緊張する…


俺、固まるよ…





「母さんからはすこしだけ話を聞いた。」


「真鈴さんとお付き合いさせてもらっています。
真鈴さんは素直で優しくていいところばかりです。」


「そうか。
君はテレビでよく見てるよ。
試合にいつも真剣に取り組んでいてすごいと思った。
テレビのヒーローインタビューで君の話を聞いていると真面目でいい人だと思った。
こんな娘でよかったら幸せにしてやってください。」


「私もそう思うわ。」



よかった。


反対されなかった。



一安心だ。