ある日




またやられた




バチャン

「ぎゃっ!!」


顔に雑巾の絞り水


「あら〜ごめんなさい?突然曲がって来られたので
気が付きませんでした」


この高さまで水をかけといてよく言う…


立ち上がろうとしたら…


ドカッ


「ぎゃっ!!」


着物の裾を踏まれていて
顔から転けてしまった


「申し訳ありません〜雑巾かと思いましたら…お着物でしたか〜」


ニヤニヤと笑いながら
立ち去って行った3人組



あたしは濡れた廊下を掃除し


お凌さんに知られないように着物を着替えた