『まもなく離陸いたします』 アナウンスが入って、機体がガクンッと揺れた。 「・・・ひえ~・・・」 どうもこの感覚は慣れない・・・ 「さ、紗和ぁ・・・」 「大丈夫だからっ!」 「後ろに俺もいるし?(笑)」 大好きなひとの声が聞こえた。