「・・麻衣・・?大丈夫か?」 いよいよ出発しようとしているとき、翔があたしに声をかけた。 「・・た、ぶんね・・・」 苦笑いしながらそう答える。 自分でも、やばいなーとは思ってたけど・・・ 「はい、いってらっしゃ~い!!」 アナウンスが聞こえて、ジェットコースターが動き出した。