男子な乙女

すると真琴はすごく苦しそうにこう言った。


「あたしあんなこと言っといて…応援するとか言っといて…無責任だと思う。でも、…あのね…


あたし大樹の恋の応援できないと思うからっ!!」

「あっ!おい!ちょっと待てよっ!」


―バタンッ――


真琴は家の中に入ってしまった。