「良い匂い!優ちゃんが作ったんだろ?」 拓也くんは瑞希に嫌みっぽく言った。 「あたしも手伝ったの!」 「味見しかしてねぇんだろ」 「ちゃんと手伝ったわよ!」 「瑞希も、一緒に作ったよ」 瑞希がちょっと可愛そうだったからホントのことを言った。 「ほーら!あたしも作ったのよ!」 「んじゃさっそく味見してみましょうかねー」 拓也くんはそう言ってイスに座った。 遥斗はあたしの頭にポンと手を置いてニコッて笑ってから拓也くんの隣に座った。 「「いただきまーす!」」