ありあは、本当にエドを愛していた。 エドが思うより、ずっと強く。 そして、それが故に強烈な独占欲もあった。 エドが、ありあに関わる人物を消していってること。そんなことは知っていたし、それどころか、もういっそのこと周り全てを消してくれたらいいのに、と思っていた。 エドを誰にも奪われたくない思いが、ありあの正常な思考回路を歪めたのだ。 結果。 2人は、死ぬことになった。 とても、残酷な方法で。